暑い夏だった 陽炎がゆれていた 何もかも干上がりそうな 日差しの中で君に出会った
まっすぐに見て 眼をそらすと消えてしまいそうな 心と心 ひまわりが静かに咲いていた
まるで子供に戻ったみたいに 夏のにおいがした 確かに君を抱きしめた
振り返っても 振り返っても 君はいない 一瞬に 過ぎてゆく 夏のまぼろし
繰り返す日々 消えてゆく夏 遠く離れて 終わらない 終われない 今でも君を探している
しおれかけていた ひまわりがうつむいて キラキラと踊る光を 静かに夕陽へと集めてゆく
忘れる事の 難しさを君は教えたまま 残していった 永遠に消えない胸の痛みを
悲しいくらい澄み切った空に 秋の翳りがさす かすかに君の声がした
振り返っても 振り返っても 君はいない また巡る 季節を追って 人は彷徨う
繰り返す日々 消えてゆく夏 夢はさめても 終わらない 終われない 今でも君を愛している
Ah~眩しすぎる Ah~季節には 誰でも胸に消えぬ人がいる
振り返っても 振り返っても 君はいない 一瞬に 過ぎてゆく 夏のまぼろし
繰り返す日々 消えてゆく夏 遠く離れて 終わらない 終われない 今でも君を探している