再会


環七ぞいの古い店で ギターの音に抱かれていた 

重い扉開けて 入ってくる姿 一目でおまえとわかった


どうしていたんだあの頃は 大きな壁に苦しんでいた 

何もしてはやれなかったけど気にかけていた 離れていても


再会を祝して グラスをあけよう おまえと俺が抱いた夢に もう一度風が吹くように



ギグが終わったカウンターで オーティスのブルース聞きながら 

あの頃言えなかった本音を今話そうか 酒のつまみに



こんな不毛な時代にあくせく日々を暮らして 何を頼りに俺達生きてゆけばいいのだろう 

教えてくれるか? 



運命なんてあるとしたら 波にゆられる船の様さ 

同じ港に背を向け 違う海を目指して出てゆく その繰り返し



再会を祝して グラスをあけよう おまえと俺が出した船に もう一度風が吹くように


再会を祝して グラスをあけよう おまえと俺が出した船に もう一度風が吹くように



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