あの頃の三叉路

風の噂で聞いたけれど あいつと別れてしまったんだね

あの頃あんなに眩しく見えた 二人がいったいどうして?

夢に向かって輝いていた 友達の瞳を今も憶えている

今では砕けたガラスの様に ふれれば痛みが伴う


Ah~時は止まりはしない 永遠を焼き付けたくとも・・

あの頃の三叉路に戻れるなら 僕はどこへ行くのだろうか?



裏切られ傷つき涙流していた あの娘にかける言葉など無かった

偶然に見かけた2年振りの彼女は 微笑んで子供を抱いていた

羽振りが良かったあいつの仕事は 不況にあおられ傾いてしまった

気になってかけた電話で奴は 立ち上がって見せると笑った


Ah~時よ 光あれ君に 傷つき打ちのめされても

あの頃の僕を許してくれるか? 会いたい 君に もう一度


Ah~時を責めたりはしない 人は去り いつか巡り会う



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