四季を渡る風


あなたと共に生きる 約束を今ここでしよう

あたりまえに流れる月日 それこそが 遙かはせる想い

あなたの心に映る 張りつめた 変わらぬ景色

けれど耳を澄ませば 聞こえるだろう 渡る風の音が


春を待てば花咲き誇り 夏の光に気を貯え

秋に実りの喜びを知り 今はこらえる 冬の足音



哀しみに凍りついた あなたの頬に雪が舞い降り

根雪をとかす大地の温もり 僕は身につけいつかあなたを包む

夢の屍の下に 確かに生きる 新しい息吹

二人で仰いだ空を 僕は信じる 再びまた会える


春を待てば花を飾ろう 夏の光にあなたを抱きしめ

秋に家族の絆を確かめ 冬に互いの温もりを探そう


LaLaLa~ 遠い月日を 二人で過ごして 永久に季節の風になるまで



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