スーツなんか破り捨ててやる!


満員電車にギューギューに詰め込まれ 1時間半の旅をする

街の景色を見る余裕もなく 遅刻ギリギリで滑り込む

延々と繰り返す時間の中で 出来る限りの事務処理を試みる

これが今の俺の全てなのかと 机をひっくり返したい衝動にかられる


喫煙室のガラス越に 彼女の微笑みが見える 時計は午後3時を指してる・・・


こんなスーツなんか 破り捨ててやる! もっとラフな格好で 彼女の耳元で・・



汗だくになり かけずり回り 顧客先に頭を下げる

暮らしの為なんだと防衛本能が走り 何も感じない心になる


高いビルの壁いっぱいに 彼女のまなざしが誘う  何をもたもたしているの・・と


幸せの片道切符を俺にも下さい ゆるぎ無い愛の証を俺にもくれ!


こんなスーツなんか 破り捨ててやる! もっとラフな格好で 彼女の耳元で・・

こんなスーツなんか 破り捨ててやる! 丸裸になって 野生の本能を・・Woo~



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